浄恩寺境内、建物を紹介致します。
ステンドグラス
1階広間の東側窓にあるステンドグラスは、平成13年に作られました。「宗祖親鸞聖人御絵傳」と「蓮如上人御一代絵巻」を再現したもので、細かい描写も美しく表現されています。ガラス職人さんが2年をかけて制作した、縦180センチメートル×横100センチメートル×8枚の大作です。
天気の良い日の午前中はステンドグラス正面から陽の光が入り、とても綺麗です。夜に広間の電気をつけますと、外からもご覧になれます。
※原則いつでも見学できますが、法事などで広間が使われているときには使用終了後になります。
- 「宗祖親鸞聖人御絵傳」は、浄土真宗の宗祖親鸞聖人の御生涯を絵巻物にした「親鸞聖人傳絵」から絵の部分を4本の掛け軸にまとめたものです。文章部分は「御傳鈔」といい、年に1度、報恩講の際に拝読されます。
- 「第八代蓮如上人御一代絵巻」は親鸞聖人から数えて8代目にあたる蓮如上人の御生涯を描いたものです。蓮如上人は浄土真宗の教義を「御文章」(お文)という手紙の形で分かり易く門信徒に伝えられました。